表彰

日本熱電学会では、熱電工学、熱電科学、及び熱電技術、並びに関連分野における発明、発見、研究と開発、並びに本会の発展に顕著な功績があったと認められる本会会員に対して、その功績を讃え表彰を行っています。

第21回 日本熱電学会学術講演会 優秀講演賞・優秀ポスター賞の受賞者紹介

第21回 日本熱電学会学術講演会(2024年9月24日~26日、産業技術総合研究所つくば中央事業所)において、熱電科学、工学と技術の発展に貢献しうる優秀な講演論文およびポスター論文を発表した、以下の8名(優秀講演賞:4件、優秀ポスター賞:4件)に表彰状を授与しました。

優秀講演賞
・田畑 浩大 氏(東京大学総合研究機構)
 講演題目:走査透過電子顕微鏡によるクラスレート中のラットリング運動の直接観察

・ 趙 至洋 氏(茨城大学大学院理工学研究科)
 講演題目:マルチプル拡散法による 4 元系 Fe-Al-Si-X(X = Ca, Mg, Ti, Mn)における熱電材料の探索

・並木 宏允 氏(東京都立産業技術研究センター)
 講演題目:デバイス応用に向けたリン系熱電材料 Ag6Ge10P12の熱電特性,機械特性,基礎物理特性

・服部 裕也 氏(物質・材料研究機構)
 講演題目:Sn-BSTS トポロジカル絶縁体における定緩和時間近似の妥当性

(五十音順)



優秀ポスター賞
・瀨下 亜里 氏(東京都立大学理学研究科)
 講演題目:AgBiSe2におけるハイエントロピー化に伴う熱電特性の向上

・田中 伊織 氏(大阪大学大学院工学研究科)
 講演題目:機械学習ポテンシャルを用いた Si 粒界の局所構造が格子熱伝導度に与える影響

・野沢 公暉 氏(筑波大学大学院数理物質科学研究科)
 講演題目:固相成長法による p 型/n 型Ge 薄膜の合成とフレキシブル熱電応用

・伏見 渉 氏(茨城大学大学院工学研究科)
 講演題目:マルチプル拡散法による熱電材料研究の加速~新規熱電材料の探索および金属電極材料の選定~

(五十音順)

日本熱電学会 2024年 学術賞および進歩賞の受賞者紹介

日本熱電学会 2024年学術賞および進歩賞の受賞者は下記の方々です。

 学術賞:大阪大学大学院基礎工学研究科 教授 中村 芳明 氏
    「高度ナノ構造制御薄膜を用いた熱電性能向上方法論の構築」

 進歩賞:宮崎大学工学部電気電子工学プログラム GX研究センター 准教授 永岡 章 氏
    「高品質な多元系化合物単結晶成長技術を基盤とした高効率熱電変換材料の開発とデバイス応用」

 進歩賞:防衛大学校理工学研究科 物質工学専攻 講師 北原 功一 氏
    「実践的な第一原理熱電特性予測法の確立を目 指した基礎的な課題の解決」

 表彰式は第21回 日本熱電学会学術講演会の期間中に行われました。


第17回(2024年)日本熱電学会優秀論文賞の受賞者紹介

日本熱電学会 2024年優秀論文賞の受賞者は下記の方々です。

 村田 正行,鈴木 真理,青山 佳代,長瀬 和夫,大島 博典,山本 淳,長谷川 靖洋,小峰 啓史,
 Bi-Sbにおける磁場中熱電物性の同一試料測定と試料形状の影響,
 日本熱電学会誌,Vol.20, No.2 (2023).

 表彰式は第21回 日本熱電学会学術講演会の期間中に行われました。


過去の受賞者一覧

名誉会員

学会賞

功績賞

学術賞

技術功績賞

功労賞

進歩賞

※ 所属機関・役職は受賞当時のものです。

優秀論文賞(第11回までは欧文論文賞)

講演奨励賞